「平常心とあせりの間で・・」
荒川選手、あなたはえらい!! 金メダルおめでとうございます。
国民の誰もが応援していたのではないのでしょうか?
私も、今朝5時すぎからTVに見入っておりましたので、眠気が。。。
本日は、女子フィギュア上位3人の方のフリーのコスチュームの色について。
僅差大接戦で、どなたが金メダルを獲得されてもおかしくない状況で、いかに心を落ち着かせ、自分の力をだしきれるか、メンタルコントロールが課題でした。
金メダルの荒川選手の衣装はロイヤルブルーとターコイズブルー、銀のコーエン選手は、ディープなレッド、銅のスルツカヤ選手は、ビビッドなレッドでした。
B33ドルフィン ロイヤルブルー/ターコイズ
荒川選手のコスチュームと同じ配色のボトル
色だけでみると、青系は心身を落ち着かせる寒色系で、宇宙・空・海などの大自然をイメージさせます。落ち込んだり、いやなことがあった時、広い青空や海をみるとすっと気持ちが落ち着いたことはありませんか?
かたや赤系は、生命力の証の血の色で、情熱的・行動力・積極性を促す暖色系です。
朝飲むコーヒーには赤のパッケージが効果的で、焼肉のお店や中華料理にはエネルギーとパワーをくれそうな赤が多用されています。
しかし色には二面性があり、青:感情の抑制、赤:焦りなど裏目にでるときもあります。
世界中の関心とプレッシャーを背負って金を勝ち取った荒川選手は、インタビューで次のように語っていらっしゃいました。
「もしかしたらメダルに手が届くかなとの考えがよぎったが、メダルのことを考えると力んでしまうので、思い通りに楽しく滑ることだけを考えました。」(読売新聞より)
まさに、はやる気持ちを抑え、自分を信頼し平常心を保てたのも、この2色が味方したのかもしれませんね。
ちなみにオーラソーマでのこの2色のキーワードは、
ブルー:信頼・自己表現・平和・威圧・自己抑制
ターコイズ:自己探求・楽しみながらの自己表現・アイデンティティー・理想主義 など。
また、リンクの背景のビビッドな暖色系の中で、彼女のコスチュームはとてもよく映える補色の色でした。そういえば、ここのところ金メダリストの衣装の色は、偶然にも3回連続ブルー系ですね。
次のバンクーバーでは、ミキティーにブルー系の衣装で・・・・でもやっぱりミキティーにはどハデな色彩で肉体美をみせてほしいな〜。
私も、心はやるときはブルーを身の回りにおいて、まずは深呼吸して行動したいと思います。皆様も是非このブルーのパワーを取り入れてみて下さいね。